ペーパーバックで夜更かし

最近は「電子ブックで夜更かし」を楽しんでいます(笑)。オーストラリア在住の国際結婚主婦による洋書多読記録帳です。
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東日本大震災に遭われた方々に
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2013/01/22

Cocaine Blues(←キケンなタイトルですね)を読了

今回ご紹介する本は、先日ご紹介させて頂いた「A Phryne Fisher Mystery」の第一作です。

⇒過去記事 
今年の読書第2弾は、オーストラリア作家のコージーミステリー 



内容紹介
This is where it all started! The first classic Phryne Fisher mystery, featuring our delectable heroine, cocaine, communism and adventure. Phryne leaves the tedium of English high society for Melbourne, Australia, and never looks back. ー中略ー Phryne decides it might be rather amusing to try her hand at being a lady detective in Melbourne, Australia. Almost immediately from the time she books into the Windsor Hotel, Phryne is embroiled in mystery: poisoned wives, cocaine smuggling rings, corrupt cops and communism - not to mention erotic encounters with the beautiful Russian dancer, Sasha de Lisse - until her adventure reaches its steamy end in the Turkish baths of Little Lonsdale Street. With Phryne Fisher, the indefatigable Greenwood has invented the character-you-fall-in-love-with genre'.


前回は誘拐事件でしたが、今度はドラッグ関連の事件です。
1920年代から、すでにドラッグ関連の問題はあったんですね。
ちなみに、Phryneの宿泊先であるthe Windsor Hotel(正確には、The Hotel Windsor)は、メルボルンに実在するホテルです。

イングランドからオーストラリアはメルボルンに帰ってきたPhryne(発音は、fry-knee)は、その天性の才能を生かし、The King of Snowを突き止めることを最重要課題に、George the Butcherと呼ばれるもぐりのabortionistを探し出し警察に突き出すことにも取り組みます。
この巻で、彼女のhouse-maidで探偵業の助手ともなるDot、 同じく助手となるBert & Cecとも知り合います。


snowー雪
butcherー肉屋
tartータルト

という学校で習った意味とまったく別の意味もありますので、初耳の方がいらっしゃいましたら辞書で確かめてみて下さいね。


時代は1920年代後半で、この当時のオーストラリアの女性の地位もまだ低く、どうやら人口中絶も違法だったのか、もぐりのabortionistたちが好き勝手できたようです。
Phryneの親友でDr Elizabeth MacMillanという病院勤務医も登場しますが、この医者はPhryneの探偵業の手伝いも片手間にしてくれます。
この当時は性差別のため、女性が医者になることが困難だったことが記されています。
自由人(?!)Phryneはパリに住んでいたこともあったようで、そこで何をしていたか当時を知る男性にblackmailされそうになりますが、彼女の機転で難を免れます。
(彼女のパリ時代の話しは、別巻に書かれているようです)
その他、ロシア革命で亡命してきたロシアの元王室(あるいは貴族)の人々やら、共産主義者、etc、当時のメルボルンはスマホがなくても退屈することはなかったでしょう。

さて、「Phryneとは、変わった名前だなあ」と思った方もいらっしゃるでしょう。
実はこんな経緯が・・・・・・・

Her name, chosen by her father, had been Psyche. Regrettably, at her christening he had not been himself, due to a long evening at the Club the night before. When called upon for her name, he had rummaged through the rags of classical education and seized upon Phryne. So instead of Psyche the nymph, she was Phryne the courtesan.


Phryne
フリュネ
フリュネ(プリュネ)(ギリシャ語:Φρύνη, 英語:Phryne)は、紀元前4世紀の古代ギリシアの有名な高級娼婦(Hetaera, Courtesan)。


自分の子供のchristeningに酔っ払って出席した挙げ句、その子に高級娼婦の名前を付けるとは、とんでもないオヤジですっ!!
オヤジはこんなだらしない大酒飲みですが(泣き笑い)、私はPhryneの「弱きを助け強きをくじく」の勇気と正義感に拍手を送りたいと思います。
余談ですが、「phfと発音するのは、ギリシャ語に由来している」と聞いたことがありました。


P1100136.jpg
現在のMelbourne (Eureka Skydeck 88より撮影)





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2013/01/10

今年の読書第2弾は、オーストラリア作家のコージーミステリー





クリスマスからお正月にかけて、時間がある時は読書してました。
しばらく読書から遠ざかっていたので、むさぼる様に読みました(笑)。
今日ご紹介するのは、オーストラリア女性作家のコージーミステリーです。


P1100289.jpg

日本に里帰りする際に空港の売店でこの表紙を見て、
「メルボルンっぽい感じの表紙だなあ・・・・Miss Phryne Fisherは中国系(Fisherは芸名か何か)?」
で、ジャケ買いしました(自爆)。


内容のご紹介
The decidedly raven-haired Miss Phryne Fisher returns to delve deep into the dark cellars of Melbourne.

1929: pretty little golden-haired girls are going missing in Melbourne. Three of them are pregnant, poor girls from the harsh confines of the Magdalen Laundry. People are getting nervous.



ちなみに、1929年(日本は昭和4年)のオーストラリアは、第一次世界大戦によって未亡人や母子家庭が沢山いた時代です。
言い換えると、生活に困っていた人(特に女性)が大勢いた、ということになります。


なぜ妊娠中の、そうと人目に分かるティーンエイジャーたちが、収容されていた修道院から行方不明になったのか? 
そして、さらに広がる『金髪女性』たちの行方不明事件。
その背後には以外な人物が・・・・。



という謎に、Miss Phryne(発音は、fry-knee) Fisherとそのminions(Miss Fisherの養女と使用人たちでティーンエイジャー)が自ら聞き込みし、勇敢に事件に立ち向かい解決へと導きます。

Miss Fisherもポアロやシャーロック・ホームズのように変装もします。
第3者に手伝ってもらうのですが、その過程が面白い!
Miss Fisherは尼さんにも化けました(笑)。

Miss Fisherは交際範囲も広く、高級brothelのMadameともお友達なんですよ(ほえ~)。
そこのお姐さんたちは美容体操やら勉強(算数とか)もなさっていて、「へぇ~、一流どころって、やっぱり吉原のように努力しないといけないんだ~」と感心しました。


コージーミステリーらしくテンポの良い話の展開で、最後まで飽きることなく読めました。
コージーミステリーは英語も難しくありませんから、児童書等からステップアップしたペーパーバック初心者さんにもお薦めです。
ちなみに、A Phryne Fisher Mysteryはシリーズ化されていまして、これはその最新作です。


著者 Kerry Greenwood 公式ホームページ
http://phrynefisher.com/


The Abbotsford Convent (本中に出てくるモデルとなった修道院)
http://www.abbotsfordconvent.com.au/




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このミステリーはTVドラマ化されています。
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管理人の紹介

豪州サンディ

Author:豪州サンディ
☆豪州サンディ☆
自称「南半球イチお気楽主婦」
です(笑)。

純日本人で英才教育なしで育つ。社会人になり、シドニーへ語学留学。 
友人の紹介で夫と見合い結婚。 
実践英語と異文化との半永久的な付き合いが始まる。 

☆と-ちゃん☆
豪州サンディのガイジン亭主。
自称「前世はサムライ」。
  
☆好きな作家☆
Agatha Christie (英)
Maeve Binchy (愛)
Kerry Greenwood (豪) 


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