ペーパーバックで夜更かし

最近は「電子ブックで夜更かし」を楽しんでいます(笑)。オーストラリア在住の国際結婚主婦による洋書多読記録帳です。
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東日本大震災に遭われた方々に
心よりお見舞いを申し上げます。
一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。
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2013/03/05

映画の原作「A Summer Place」を読了





かねてからの念願だったSloan Wilsonの「A Summer Place」をKindle版 (英語では、‘Kindle Edition’ と呼ぶ)で読了しました。
紙の本は、とっくの昔に絶版になっていましたが、今はKindle版で復活することもありますので、これからも絶版になった本の復活もありうるかもしれません。

内容紹介
First published in 1958 and then turned into a film of the same name in 1959 featuring Troy Donahue, Sandra Dee, Dorothy McGuire and Richard Egan, this classic romance is available for the first time in ebook format.

Ken and Sylvia met twice at the Summer Place.

The first summer they were in their teens. Their intimacy was without love. They'd met too early.

The second summer they shouldn't have fallen in love…and did. They were in their thirties-married-each with children. Had they met too late?

Ken and Sylvia decided to break two marriages to make the one they wanted together.

They almost broke a third that hadn't even started yet. Because Ken's daughter and Sylvia's son met at the Summer Place. They were in their teens. For them, it was neither too early nor too late.

This novel is about how marriages are made on earth-and unmade. It is about the price people pay for changing their minds about love.


Length: 340 pages

この本は映画化されています。
私はどーーしても観てみたくて、数年前にDVDを購入しました。
レビューを記事にしてありますので、ご覧下さい。

⇒過去記事 映画「A Summer Place」を鑑賞
私の以前運営していたブログにリンクします。 


【DVDのジャケット】
DSCN0100.jpg


そして、どーーしても原作を読んでみたくて、中古本を買おうか迷っていたところ、Kindle版が出ていることを知り、早速購入しました。

読んでみて思ったことは、DVDを鑑賞した時と同じ感想でした。

人間って幸せになりたいんだ

「あったり前でしょう」と仰るかもしれませんが、この当たり前が出来ないで苦しんでいる人が多いのが現代かもしれません。

映画は、原作からティーン2人のロマンスを抜粋したようなストーリーになっていますが、原作はこの2人の親たちがティーンだった時から始まっています。
それから両方の子供たちが知り合って恋に落ちて結婚するまでが書かれていますので、実際は340ページという、それほど長い小説ではないはずですが、なんとなく長い小説に感じられました。
もちろん、それは映画を観た後だからでしょう。
恋愛小説ですから英語は難しくありませんが、ペーパーバック初心者リーダーさんは遠慮しておいた方がいいかもしれない、と思いました。

Kenから娘Mollyへの手紙の中で、「これは」と思うところを抜粋しました。

Sometimes it helps to think of yourself in the third person, to pretend you're a character in a story.


「自分を客観視」するのは、大切なことですね。
それも、幸せになる、幸せを保つのに大切なんだろうと思います。


みなさん!
生まれてきたからには、絶対幸せにならないと
人生損しちゃうぞーー!!



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You Tubeからこの映画のテーマをお借りしましたので、お楽しみ下さい。
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2008/07/24

The Ginger Treeを読み終わりました

暑中お見舞い申し上げます



The Ginger Treeを読み終わりました。
(邦題 ジンジャーツリー愛と追憶の日本)
著者のオズワルド・ワインド(Oswald Wynd 1913-1998)は、スコットランド人宣教師の息子で東京生まれ、大学進学の為スコットランドに戻るまでの18年間を日本で過ごした人です。この小説は1989年、NHKとBBCによりTVミニシリーズ化されました。

【あらすじ】
主人公の若きスコットランド人女性Mary Mackenzieが、military attache (公使館付武官)の婚約者が待つ義和団事変が治まったばかりの北京へと旅立ちます。彼女は公使館員の夕食会で運命の人、陸軍大尉(Captain)栗浜賢太郎伯爵と出会い、避暑地にて偶然ともいえる再会で既婚のふたりが恋に落ち、Maryは栗浜伯爵の子を宿します。
妊娠を知った夫に実家へ送還されそうになる途中、栗浜伯爵の使いによって日本へ向かうことになり、東京は築地にてふたりの使用人にかしずかれ、Maryの「囲い者」としての生活が始まります。
(築地は外国人居留地だったことがある。)
しかし、生まれた息子は栗浜伯爵の決断でMaryの承諾なしに、その子の将来の為にと養子に出され、(当時、親権は父親のみにしかなかった)その結果Maryは栗浜伯爵の援助を一切断り、自立の道を異国日本で見つけようとします。
日露戦争から第一次世界大戦、関東大震災、太平洋戦争を開戦した日本で、約40年間ひとり奮闘したMaryを待っていたものは・・・・


【サンディの感想】
タイトルの「The Ginger Tree」ですが、もちろん「生姜の木」なんてものは存在しません。
Maryの家の庭にある彼女の植木屋でさえも見たことのない木で、植木屋さんは外国種であろうこの木を嫌っているのですが、Maryは関東大震災でさえも生き残ったこの木を、なにか自分と共通点があるように感じ愛でています。
この木の葉を揉むと、生姜の香りのするところから「The Ginger Tree」と呼んだことになっています。

確かに栗浜伯爵との不倫は非難に値するでしょう。  
しかし、非難されたのは彼女一人で、当然栗浜伯爵はその階級と男性ということで非難は浴びないわけです。
故国UKの人々とは一切交際なく、異国日本で約40年間、ひとりで生きていく間に色々なことが起こるわけですが、ラストはやはり栗浜伯爵の決断によって・・・・というところが、確かに今とは時代は違いますが「やはりこの世はBoys Clubなのか?」とも思ってしまいますね。

実はこの本を読んだのは初めてではないのですが、Maryと私は異国で生活を始めた理由は異なるにしろ(私の場合は結婚のため)、肉親や友人や母国から遠く離れて暮らすことになった、という共通点があるせいか読む度に泣けてきます。


【印象に残った箇所】

.....to find Kentaro seated cross-legged in the baby's corner of the room making origami paper toys, a little processional of completed ones marching towards the small quilt. The sight seemed to stop my heart.

Maryはこの光景を、生涯忘れることが出来ませんでした・・・・・・・

I couldn't believe what I saw fighting weeds for its share of sunlight: a new green shoot come up from a nest of blackened roots, this already bearing nine of the unmistakable, aromatic leaves. I pinched one to make sure and got the ginger scent on my fingers.

Maryは関東大震災で焼け焦げた自宅の庭で、可愛がっていた「The Ginger Tree」が生き延びたことを発見します。
そして、

......feeling an absolutely ridiculous joy.

となったわけです。


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この翻訳本を、アマゾンのマーケットプレイスで1円で購入しました。
ところが、私は海外在住の為、送料は1,200円!
送料の方が、ず--と高かった・・・・・・・(泣き笑)


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豪州サンディ

Author:豪州サンディ
☆豪州サンディ☆
自称「南半球イチお気楽主婦」
です(笑)。

純日本人で英才教育なしで育つ。社会人になり、シドニーへ語学留学。 
友人の紹介で夫と見合い結婚。 
実践英語と異文化との半永久的な付き合いが始まる。 

☆と-ちゃん☆
豪州サンディのガイジン亭主。
自称「前世はサムライ」。
  
☆好きな作家☆
Agatha Christie (英)
Maeve Binchy (愛)
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